サウルの死し後ダビデ、アマレク人を擊てかへりチクラグに二日とゞまりけるが
Now it came to pass after the death of Saul, when David was returned from the slaughter of the Amalekites, and David had abode two days in Ziklag;
Ziklag
〔サムエル前書27章6節〕6 アキシ
其日チクラグをかれにあたへたり
是故にチクラグは
今日にいたるまでユダの
王に
屬す
when David
〔サムエル前書30章17節〕17 ダビデ
暮あひより
次日の
晩にいたるまでかれらを
擊しかば
駱駝にのりて
逃󠄄げたる四
百人の
少者の
外は
一人ものがれたるもの
无りき~
(26) ダビデ、チクラグにいたりて
其掠取物をユダの
長老なる
其朋友にわかちおくりて
曰しめけるは
是はヱホバの
敵よりとりて
爾らにおくる
饋物なり 〔サムエル前書30章26節〕
第三日に及びて一個の人其衣を裂き頭に土をかむりて陣營より即ちサウルの所󠄃より來りダビデの許にいたり地にふして拜せり
It came even to pass on the third day, that, behold, a man came out of the camp from Saul with his clothes rent, and earth upon his head: and so it was, when he came to David, that he fell to the earth, and did obeisance.
a man
〔サムエル後書4章10節〕10 我は
嘗て
人の
我に
吿て
視よサウルは
死りと
言ひて
自ら
我に
善き
事を
傳ふる
者と
思ひをりしを
執てこれをチクラグに
殺し
其消󠄃息に
報いたり
and earth
〔サムエル前書4章12節〕12 是日ベニヤミンの
一人軍中より
走來り
其衣を
裂き
土をかむりてシロにいたる
〔サムエル後書15章32節〕32 ダビデ
嶺にある
神を
拜する
處に
至れる
時視よアルキ
人ホシヤイ
衣を
裂き
土を
頭にかむりてきたりてダビデを
迎󠄃ふ
clothes
〔創世記37章29節〕29 茲にルベンかへりて
阱にいたり
見しにヨセフ
阱にをらざりしかばその
衣を
裂き
〔創世記37章34節〕34 ヤコブその
衣を
裂き
麻󠄃布を
腰にまとひ
久くその
子のためになげけり
〔ヨシュア記7章6節〕6 斯りしかばヨシユア
衣を
裂きイスラエルの
長老等とともにヱホバの
櫃の
前󠄃にて
暮まで
地に
俯伏をり
首に
塵を
蒙れり
〔サムエル前書4章12節〕12 是日ベニヤミンの
一人軍中より
走來り
其衣を
裂き
土をかむりてシロにいたる
〔サムエル前書4章16節〕16 其人エリにいひけるは
我は
軍中より
來れるもの
我今日軍中より
逃󠄄れたりエリいひけるは
吾子よ
事いかん
〔ヨエル書2章13節〕13 汝ら
衣を
裂かずして
心を
裂き
汝等の
神ヱホバに
歸るべし
彼は
恩惠あり
憐憫ありかつ
怒ることゆるく
愛憐大にして
災害󠄅をなすを
悔たまふなり
he fell
〔創世記37章7節〕7 我等田の
中に
禾束をむすび
居たるにわが
禾束おき
且立り
而して
汝等の
禾束環りたちてわが
禾束を
拜せり~
(10) 則ちこれをその
父󠄃と
兄弟に
述󠄃ければ
父󠄃かれを
戒めて
彼にいふ
汝が
夢しこの
夢は
何ぞや
我と
汝の
母となんぢの
兄弟と
實にゆきて
地に
鞠て
汝を
拜するにいたらんやと 〔創世記37章10節〕
〔創世記43章28節〕28 彼等こたへてわれらの
父󠄃汝の
僕は
恙なくしてなほ
生ながらへをるといひ
身をかゞめ
禮をなす
〔サムエル前書20章41節〕41 童子すなはち
徃けり
時にダビデ
石の
傍より
立ちあがり
地にふして三たび
拜せりしかしてふたり
互に
接吻してたがひに
哭くダビデ
殊にはなはだし
〔詩篇66章3節〕3 かみに
吿まつれ
汝のもろもろの
功用はおそるべきかな
大なる
力によりてなんぢの
仇はなんぢに
畏れしたがひ
〔ヨハネ黙示録3章9節〕9 視よ、
我サタンの
會、すなはち
自らユダヤ
人と
稱へてユダヤ
人にあらず、ただ
虛僞をいふ
者の
中より、
或者をして
汝の
足下に
來り
拜せしめ、わが
汝を
愛せしことを
知らしめん。
the third
〔創世記22章4節〕4 三日におよびてアブラハム
目を
擧て
遙に
其處を
見たり
〔エステル書4章16節〕16 なんぢ
徃きシユシヤンにをるユダヤ
人をことごとく
集めてわがために
斷食󠄃せよ
三日の
間夜晝とも
食󠄃ふことも
飮むこともするなかれ
我とわが
侍女等もおなじく
斷食󠄃せん しかして
我法律にそむく
事なれども
王にいたらん
我もし
死べくば
死べし
〔エステル書5章1節〕1 第三日にエステル
后の
服󠄃を
着王の
家の
內庭にいり
王の
家にむかひて
立つ
王は
王宮の
玉座に
坐して
王宮の
戶口にむかひをりしが
〔ホセア書6章2節〕2 ヱホバは
二日ののちわれらむ
活かへし
三日にわれらを
起󠄃せたまはん
我らその
前󠄃にて
生ん
〔マタイ傳12章40節〕40 即ち「ヨナが
三日三夜、
大魚の
腹の
中に
在りし」ごとく、
人の
子も
三日三夜、
地の
中に
在るべきなり。
〔マタイ傳16章21節〕21 この
時よりイエス・キリスト、
弟子たちに、
己のエルサレムに
徃きて、
長老・
祭司長・
學者らより
多くの
苦難を
受け、かつ
殺され、
三日めに
甦へるべき
事を
示し
始めたまふ。
ダビデかれにいひけるは汝いづくより來れるやかれダビデにいひけるはイスラエルの陣營より逃󠄄れきたれり
And David said unto him, From whence comest thou? And he said unto him, Out of the camp of Israel am I escaped.
From
〔列王紀略下5章25節〕25 而して
入てその
主人のまへに
立つにエリシヤこれにいひけるはゲハジよ
何處より
來りしや
答へていふ
僕は
何處にもゆかず
am I
〔ヨブ記1章15節〕15 シバ
人襲ひて
之を
奪ひ
刄をもて
少者を
打殺せり
我ただ
一人のがれて
汝に
吿んとて
來れりと~
(19) 荒野の
方より
大風ふき
來て
家の
四隅を
擊ければ
夫の
若き
人々の
上に
潰れおちて
皆しねり
我これを
汝に
吿んとて
只一人のがれ
來れりと
〔ヨブ記1章19節〕
ダビデかれにいひけるは事いかん請󠄃ふ我につげよかれこたへけるは民戰に敗れて逃󠄄げ民おほく仆れて死りまたサウルと其子ヨナタンも死り
And David said unto him, How went the matter? I pray thee, tell me. And he answered, That the people are fled from the battle, and many of the people also are fallen and dead; and Saul and Jonathan his son are dead also.
How went
〔サムエル前書4章16節〕16 其人エリにいひけるは
我は
軍中より
來れるもの
我今日軍中より
逃󠄄れたりエリいひけるは
吾子よ
事いかん
the people
〔サムエル前書31章1節〕1 ペリシテ
人イスラエルと
戰ふイスラエルの
人々ペリシテ
人のまへより
逃󠄄げ
負󠄅傷者ギルボア
山に
斃れたり~
(6) かくサウルと
其三人の
子およびサウルの
武器をとるもの
並に
其從者みな
此日俱に
死り
〔サムエル前書31章6節〕
〔歴代志略上10章1節〕1 茲にペリシテ
人イスラエルと
戰ひけるがイスラエルの
人々はペリシテ
人の
前󠄃より
逃󠄄げギルボア
山に
殺されて
倒れたり~
(6) 斯サウルとその三
人の
子等およびその
家族みな
共に
死り
〔歴代志略上10章6節〕
ダビデ其おのれにつぐる少者にいひけるは汝いかにしてサウルと其子ヨナタンの死たるをしるや
And David said unto the young man that told him, How knowest thou that Saul and Jonathan his son be dead?
How knowest
〔箴言14章15節〕15 拙者はすべての
言を
信ず
賢者はその
行を
愼む
〔箴言25章2節〕2 事を
隱すは
神の
榮譽なり
事を
窮むるは
王の
榮譽なり
ダビデにつぐる少者いひけるは我はからずもギルボア山にのぼり見しにサウル其槍に倚かかりをりて戰車と騎兵かれにせめよらんとせり
And the young man that told him said, As I happened by chance upon mount Gilboa, behold, Saul leaned upon his spear; and, lo, the chariots and horsemen followed hard after him.
As I happened
〔ルツ記2章3節〕3 乃ち
徃き
遂󠄅に
至りて
刈者の
後にしたがひ
田にて
穗を
拾ふ
彼意󠄃はずもエリメレクの
族なるボアズの
田の
中にいたれり
〔サムエル前書6章9節〕9 しかして
見よ
若し
其境のみちよりベテシメシにのぼらばこの
大なる
災を
我らになせるものは
彼なり
若ししかせずば
我等をうちしは
彼の
手にあらずしてそのことの
偶然なりしをしるべし
〔ルカ傳10章31節〕31 或祭司たまたま
此の
途󠄃より
下り、
之を
見てかなたを
過󠄃ぎ
徃けり。
Saul
〔サムエル前書31章2節〕2 ペリシテ
人サウルと
其子等に
攻よりペリシテ
人サウルの
子ヨナタン、アビナダブおよびマルキシユアを
殺したり~
(7) イスラエルの
人々の
谷の
對向にをるもの
及びヨルダンの
對面にをるものイスラエルの
人々の
逃󠄄るを
見サウルと
其子等の
死るをみて
諸邑を
棄て
逃󠄄ければペリシテ
人きたりて
其中にをる 〔サムエル前書31章7節〕
mount
〔サムエル前書28章4節〕4 ペリシテ
人あつまりきたりてシユネムに
陣をとりければサウル、イスラエルを
悉くあつめてギルボアに
陣をとれり
〔サムエル前書31章1節〕1 ペリシテ
人イスラエルと
戰ふイスラエルの
人々ペリシテ
人のまへより
逃󠄄げ
負󠄅傷者ギルボア
山に
斃れたり
〔サムエル後書1章21節〕21 ギルボアの
山よ
願は
汝の
上に
雨露降ることあらざれ
亦供物の
田園もあらざれ
其は
彼處に
勇士の
干棄らるればなり
即ちサウルの
干膏を
沃がずして
彼處に
棄らる
彼うしろにふりむきて我を見我をよびたれば我こたへて我ここにありといふ
And when he looked behind him, he saw me, and called unto me. And I answered, Here am I.
Here am I
〔士師記9章54節〕54 アビメレクおのれの
武器を
執る
少者を
急󠄃ぎ
召て
之にいひけるは
汝の
劍を
拔て
我を
殺せおそらくは
人吾をさして
婦󠄃に
殺されたりといはんと
其少者之を
刺し
通󠄃したればすなはち
死り
〔サムエル後書9章6節〕6 サウルの
子ヨナタンの
子なるメピボセテ、ダビデの
所󠄃に
來り
伏て
拜せりダビデ、メピボセテよといひければ
答て
僕此にありと
曰ふ
〔イザヤ書6章8節〕8 我またヱホバの
聲をきく
曰く われ
誰をつかはさん
誰かわれらのために
徃べきかと そのとき
我いひけるはわれ
此にあり
我をつかはしたまへ
〔イザヤ書65章1節〕1 我はわれを
求めざりしものに
問もとめられ
我をたづねざりしものに
見出され わが
名をよばざりし
國にわれ
曰らく われは
此にあり
我はここに
在と
かれ我に汝は誰なるやといひければ我かれにこたへて我はアマレク人なりといふ
And he said unto me, Who art thou? And I answered him, I am an Amalekite.
an Amalekite
〔創世記14章7節〕7 彼等歸りてエンミシパテ(
即ち
今のカデシ)に
至りアマレク
人の
國を
盡く
擊又󠄂ハザゾンタマルに
住󠄃るアモリ
人を
擊り
〔出エジプト記17章8節〕8 時にアマレクきたりてイスラエルとレピデムに
戰ふ~
(16) モーセ
云けらくヱホバの
寶位にむかひて
手を
擧ることありヱホバ
世々アマレクと
戰ひたまはん 〔出エジプト記17章16節〕
〔民數紀略24章20節〕20 バラム
又󠄂アマレクを
望󠄇みこの
歌をのべて
云くアマレクは
國々の
中の
最初なる
者なり
其終󠄃には
滅び
絕るに
至らん
〔申命記25章17節〕17 汝らがエジプトより
出きたりし
時その
路においてアマレクが
汝に
爲たりし
事を
記憶よ~
(19) 然ば
汝の
神ヱホバの
汝に
與へて
產業となさしめたまふ
地において
汝の
神ヱホバ
汝にその
周󠄃圍の
敵を
盡く
攻ふせて
安泰ならしめたまふに
至らば
汝アマレクの
名を
天が
下より
塗抹て
之をおぼゆる
者なからしむべし 〔申命記25章19節〕
〔サムエル前書15章3節〕3 今ゆきてアマレクを
擊ち
其有る
物をことごとく
滅しつくし
彼らを
憐むなかれ
男女童稚哺乳󠄃兒牛羊駱駝驢馬を
皆殺せ
〔サムエル前書27章8節〕8 ダビデ
其從者と
共にのぼりゲシユル
人ゲゼリ
人アマレク
人を
襲ふたり
昔より
是等はシユルにいたる
地にすみてエジプトの
地にまでおよべり
〔サムエル前書30章1節〕1 ダビデと
其從者第三日にチクラグにいたるにアマレク
人すでに
南の
地とチクラグを
侵したりかれらチクラグを
擊ち
火をもて
之を
燬き
〔サムエル前書30章13節〕13 ダビデかれにいひけるは
爾は
誰の
人なる
爾はいづくの
者なるやかれいひけるは
我はエジプトの
少者にて
一人のアマレク
人の
僕なり
三日まへに
我疾にかかりしゆゑにわが
主人我をすてたり
〔サムエル前書30章17節〕17 ダビデ
暮あひより
次日の
晩にいたるまでかれらを
擊しかば
駱駝にのりて
逃󠄄げたる四
百人の
少者の
外は
一人ものがれたるもの
无りき
かれまた我にいひけるはわが身いたく攣ば請󠄃ふ我うへにのりて我をころせわが生命なほわれの中にまつたければなりと
And he said unto me again, Stand, I pray thee, upon me, and slay me: for anguish is come upon me, because my life is yet whole in me.
anguish, etc.
我すなはちかれの上にのりてかれを殺したり其は我かれが旣に仆て生ることをえざるをしりたればなりしかして我その首にありし冕とその腕にありし釧を取りてこれをわが主に携へきたれり
So I stood upon him, and slew him, because I was sure that he could not live after that he was fallen: and I took the crown that was upon his head, and the bracelet that was on his arm, and have brought them hither unto my lord.
bracelet
無し
crown
〔サムエル後書12章30節〕30 しかしてダビデ、アンモン
王の
冕を
其首より
取はなしたり
其金の
重は
一タラントなりまた
寶石を
嵌たりこれをダビデの
首に
置ダビデ
其邑の
掠取物を
甚だ
多く
持出せり
slew
〔士師記1章7節〕7 アドニベゼクいひけるは七十
人の
王たちかつてその
手足の
巨󠄃擘を
斫られて
我が
食󠄃几のしたに
屑を
拾へり
神わが
曾て
行ひしところをもてわれに
報いたまへるなりと
衆之を
曵てエルサレムに
至りしが
其處にしねり
〔士師記9章54節〕54 アビメレクおのれの
武器を
執る
少者を
急󠄃ぎ
召て
之にいひけるは
汝の
劍を
拔て
我を
殺せおそらくは
人吾をさして
婦󠄃に
殺されたりといはんと
其少者之を
刺し
通󠄃したればすなはち
死り
〔サムエル前書22章18節〕18 王ドエグにいふ
汝身をひるがへして
祭司をころせとエドミ
人ドエグ
乃ち
身をひるがへして
祭司をうち
其日布のエポデを
衣たる
者八十五
人をころせり
〔サムエル前書31章4節〕4 サウル
武器を
執る
者にいひけるは
爾の
劍を
拔き
其をもて
我を
刺とほせ
恐らくは
是等の
割󠄅禮なき
者きたりて
我を
刺し
我をはづかしめんと
然ども
武器をとるもの
痛くおそれて
肯ぜざればサウル
劍をとりて
其上に
伏したり
〔マタイ傳7章2節〕2 己がさばく
審判󠄄にて
己もさばかれ、
己がはかる
量にて
己も
量らるべし。
是においてダビデおのれの衣を執てこれを裂けりまた彼とともにある者も皆しかせり
Then David took hold on his clothes, and rent them; and likewise all the men that were with him:
likewise
rent
〔創世記37章29節〕29 茲にルベンかへりて
阱にいたり
見しにヨセフ
阱にをらざりしかばその
衣を
裂き
〔創世記37章34節〕34 ヤコブその
衣を
裂き
麻󠄃布を
腰にまとひ
久くその
子のためになげけり
〔サムエル後書3章31節〕31 ダビデ、ヨアブおよびおのれとともにある
民にいひけるは
汝らの
衣服󠄃を
裂き
麻󠄃の
衣を
著てアブネルのために
哀哭くべしとダビデ
王其棺にしたがふ
〔サムエル後書13章31節〕31 王乃ち
起󠄃ち
其衣を
裂きて
地に
臥す
其臣僕皆衣を
裂て
其傍にたてり
〔使徒行傳14章14節〕14 使徒たち、
即ちバルナバとパウロと
之を
聞きて
己が
衣をさき
群衆のなかに
馳せ
入り、
彼等サウルのためまた其子ヨナタンのためまたヱホバの民のためイスラエルの家のために哭きかなしみて晩まで食󠄃を斷り其は彼ら劍にたふれたればなり
And they mourned, and wept, and fasted until even, for Saul, and for Jonathan his son, and for the people of the LORD, and for the house of Israel; because they were fallen by the sword.
(Whole verse)
〔詩篇35章13節〕13 然どわれかれらが
病しときには
麁服󠄃をつけ
糧をたちてわが
靈魂をくるしめたり わが
祈はふところにかへれり
〔詩篇35章14節〕14 わがかれに
作ることはわが
友わが
兄弟にことならず
母の
喪にありて
痛哭がごとく
哀しみうなたれたり
〔箴言24章17節〕17 汝の
仇たふるるとき
樂しむこと
勿れ
彼の
亡ぶるときこころに
喜ぶことなかれ
〔エレミヤ記9章1節〕1 ああ
我わが
首を
水となし
我目を
淚の
泉となすことをえんものを
我民の
女の
殺されたる
者の
爲に
晝夜哭かん
〔アモス書6章6節〕6 大斝をもて
酒を
飮み
最も
貴とき
膏を
身に
抹りヨセフの
艱難を
憂へざるなり
〔マタイ傳5章44節〕44 されど
我は
汝らに
吿ぐ、
汝らの
仇を
愛し、
汝らを
責むる
者のために
祈れ。
〔ペテロ前書3章8節〕8 終󠄃に
言ふ、
汝らみな
心を
同じうし
互に
思ひ
遣󠄃り、
兄弟を
愛し、
憐み、
謙󠄃遜り、
ダビデおのれに吿し少者にいひけるは汝は何處の者なるやかれこたへけるは我は他國の人すなはちアマレク人なりと
And David said unto the young man that told him, Whence art thou? And he answered, I am the son of a stranger, an Amalekite.
ダビデかれにいひけるは汝なんぞ手をのばしてヱホバの膏そそぎし者をころすことを畏ざりしやと
And David said unto him, How wast thou not afraid to stretch forth thine hand to destroy the LORD's anointed?
How
〔民數紀略12章8節〕8 彼とは
我口をもて
相語り
明かに
言ひて
隱語を
用ひず
彼はまたヱホバの
形を
見るなり
然るを
汝等なんぞわが
僕モーセを
謗ることを
畏れざるやと
〔サムエル前書31章4節〕4 サウル
武器を
執る
者にいひけるは
爾の
劍を
拔き
其をもて
我を
刺とほせ
恐らくは
是等の
割󠄅禮なき
者きたりて
我を
刺し
我をはづかしめんと
然ども
武器をとるもの
痛くおそれて
肯ぜざればサウル
劍をとりて
其上に
伏したり
〔ペテロ後書2章10節〕10 別けて、
肉に
隨ひて、
汚れたる
情󠄃慾のうちを
步み、
權ある
者を
輕んずる
者を
罰することを
知り
給ふ。この
曹輩は
膽太く
放縱にして
尊󠄅き
者どもを
譏りて
畏れぬなり。
stretch forth
〔サムエル前書24章6節〕6 ダビデ
其從者にいひけるはヱホバの
膏そそぎし
者なるわが
主にわが
此事をなすをヱホバ
禁じたまふかれはヱホバの
膏そそぎし
者なればかれに
敵してわが
手をのぶるは
善らず
〔サムエル前書26章9節〕9 ダビデ、アビシヤイにいふ
彼をころすなかれ
誰かヱホバの
膏そそぎし
者に
敵して
其手をのべて
罪なからんや
〔詩篇105章15節〕15 宣給くわが
受膏者たちにふるるなかれ わが
預言者たちをそこなふなかれ
ダビデ一人の少者をよびていひけるは近󠄃よりてかれをころせとすなはちかれをうちければ死り
And David called one of the young men, and said, Go near, and fall upon him. And he smote him that he died.
Go near
〔士師記8章20節〕20 すなはちその
長子ヱテルに
起󠄃て
彼らを
殺せといひたりしが
彼の
少者は
年尙わかかりしかば
懼れて
劍を
拔ざりき
〔サムエル前書22章17節〕17 王旁にたてる
前󠄃驅の
人々にいひけるは
身をひるがへしてヱホバの
祭司を
殺せかれらもダビデと
力を
合するが
故またかれらダビデの
逃󠄄たるをしりて
我に
吿ざりし
故なりと
然ど
王の
僕手をいだしてヱホバの
祭司を
擊ことを
好まざれば
〔サムエル前書22章18節〕18 王ドエグにいふ
汝身をひるがへして
祭司をころせとエドミ
人ドエグ
乃ち
身をひるがへして
祭司をうち
其日布のエポデを
衣たる
者八十五
人をころせり
〔サムエル後書4章10節〕10 我は
嘗て
人の
我に
吿て
視よサウルは
死りと
言ひて
自ら
我に
善き
事を
傳ふる
者と
思ひをりしを
執てこれをチクラグに
殺し
其消󠄃息に
報いたり~
(12) ダビデ
少者に
命じければ
少者かれらを
殺して
其手足を
切離しヘブロンの
池の
上に
懸たり
又󠄂イシボセテの
首を
取りてヘブロンにあるアブネルの
墓に
葬れり 〔サムエル後書4章12節〕
〔列王紀略上2章25節〕25 ソロモン
王ヱホヤダの
子ベナヤを
遣󠄃はしければ
彼アドニヤを
擊て
死しめたり
〔列王紀略上2章34節〕34 ヱホヤダの
子ベナヤすなはち
上りて
彼を
擊ち
彼を
殺せり
彼は
野にある
己の
家に
葬らる
〔列王紀略上2章46節〕46 王ヱホヤダの
子ベナヤに
命じければ
彼出てシメイを
擊ちて
死しめたりしかして
國はソロモンの
手に
固く
立り
〔ヨブ記5章12節〕12 神は
狡しき
者の
謀計を
敗り
之をして
何事をもその
手に
成就ること
能はざらしめ
〔箴言11章18節〕18 惡者の
獲る
報はむなしく
義を
播くものの
得る
報賞は
確し
ダビデかれにいひけるは汝の血は汝の首に歸せよ其は汝口づから我ヱホバのあぶらそそぎし者をころせりといひて己にむかひて證をたつればなり
And David said unto him, Thy blood be upon thy head; for thy mouth hath testified against thee, saying, I have slain the LORD's anointed.
Thy blood
〔創世記9章5節〕5 汝等の
生命の
血を
流すをば
我必ず
討さん
獸之をなすも
人をこれを
爲すも
我討さん
凡そ
人の
兄弟人の
生命を
取ば
我討すべし
〔創世記9章6節〕6 凡そ
人の
血を
流す
者は
人其血を
流さん
其は
神の
像のごとくに
人を
造󠄃りたまひたればなり
〔レビ記20章9節〕9 凡てその
父󠄃またはその
母を
詛ふ
者はかならず
誅さるべし
彼その
父󠄃またはその
母を
詛ひたればその
血は
自身に
歸すべきなり
〔レビ記20章11節〕11 その
父󠄃の
妻と
寢る
人は
父󠄃を
辱しむるなり
兩人ともにかならず
誅さるべしその
血は
自己に
歸せん~
(13) 人もし
婦󠄃人と
寢るごとく
男子と
寢ることをせば
是その
二人憎むべき
事をおこなふなり
二人ともにかならず
誅さるべしその
血は
自己に
歸せん 〔レビ記20章13節〕
〔レビ記20章16節〕16 婦󠄃人もし
獸畜に
近󠄃づきこれと
交らばその
婦󠄃人と
獸畜を
殺すべし
是等はともに
必ず
誅さるべしその
血は
自己に
歸せん
〔レビ記20章27節〕27 男または
女の
憑鬼者をなし
或は
卜筮をなす
者はかならず
誅さるべし
即ち
石をもてこれを
擊べし
彼等の
血は
彼らに
歸せん
〔申命記19章10節〕10 是汝の
神ヱホバの
汝に
與へて
產業となさしめたまふ
地に
辜なき
者の
血を
流すこと
無らんためなり
斯せずばその
血汝に
歸せん
〔ヨシュア記2章19節〕19 凡て
汝の
家の
門を
出て
街衢に
來る
者はその
血自身の
首に
歸すべし
我らは
罪なし
然どもし
汝とともに
家にをる
者に
手をくはふることをせばその
血は
我らの
首に
歸すべし
〔士師記9章24節〕24 是ヱルバアルの七十
人の
子が
受たる
殘忍󠄄と
彼らの
血のこれを
殺せしその
兄弟アビメレクおよび
彼の
手に
力をそへてその
兄弟を
殺さしめたるシケムの
人々に
報い
來るなり
〔サムエル前書26章9節〕9 ダビデ、アビシヤイにいふ
彼をころすなかれ
誰かヱホバの
膏そそぎし
者に
敵して
其手をのべて
罪なからんや
〔列王紀略上2章32節〕32 又󠄂ヱホバはヨアブの
血を
其身の
首に
歸したまふべし
其は
彼は
己よりも
義く
且善りし
二の
人を
擊ち
劍をもてこれを
殺したればなり
即ちイスラエルの
軍の
長ネルの
子アブネルとユダの
軍の
長ヱテルの
子アマサを
殺せり
然るに
吾父󠄃ダビデは
與り
知ざりき
〔列王紀略上2章33節〕33 されば
彼等の
血は
長久にヨアブの
首と
其苗裔の
首に
皈すべし
然どダビデと
其苗裔と
其家と
其位にはヱホバよりの
平󠄃安永久にあるべし
〔列王紀略上2章37節〕37 汝が
出てキデロン
川を
濟る
日には
汝確に
知れ
汝必ず
戮さるべし
汝の
血は
汝の
首に
歸せん
〔エゼキエル書18章13節〕13 利をとりて
貸し
息を
取ば
彼は
生べきや
彼は
生べからず
彼この
諸の
憎むべき
事をなしたれば
必ず
死べしその
血はかれに
歸せん
〔エゼキエル書33章5節〕5 彼ラッパの
音󠄃を
聞て
自ら
警むることを
爲ざればその
血は
己に
歸すべし
然どもし
自ら
警むることを
爲ばその
生命を
保つことを
得ん
〔使徒行傳20章26節〕26 この
故に、われ
今日なんぢらに
證す、われは
凡ての
人の
血につきて
潔󠄄よし。
mouth
〔サムエル後書1章10節〕10 我すなはちかれの
上にのりてかれを
殺したり
其は
我かれが
旣に
仆て
生ることをえざるをしりたればなりしかして
我その
首にありし
冕とその
腕にありし
釧を
取りてこれをわが
主に
携へきたれり
〔ヨブ記15章6節〕6 なんぢの
口みづから
汝の
罪を
定む
我には
非ず
汝の
唇なんぢの
惡きを
證す
〔箴言6章2節〕2 汝その
口の
言によりてわなにかかり その
口の
言によりてとらへらるるなり
〔ルカ傳19章22節〕22 王いふ「
惡しき
僕、われ
汝の
口によりて
汝を
審かん。
我の
嚴しき
人にて、
置かぬものを
取り、
播かぬものを
刈るを
知るか。
〔ロマ書3章19節〕19 それ
律法の
言ふところは
律法の
下にある
者に
語ると
我らは
知る、これは
凡ての
口ふさがり、
神の
審判󠄄に
全󠄃世界の
服󠄃せん
爲なり。
ダビデ悲歌をもてサウルと其子ヨナタンを吊ふ
And David lamented with this lamentation over Saul and over Jonathan his son:
lamented
〔創世記50章11節〕11 その
國の
居人なるカナン
人等アタデの
禾場の
哀哭を
見て
是はエジプト
人の
痛くなげくなりといへり
是によりて
其處の
名をアベルミツライム(エジプト
人の
哀哭)と
稱ふヨルダンの
外にあり
〔サムエル後書1章19節〕19 イスラエルよ
汝の
榮耀は
汝の
崇邱に
殺さる
嗚呼勇士は
仆れたるかな
〔歴代志略下35章25節〕25 時にヱレミヤ、ヨシアのために
哀歌を
作れり
謳歌男謳歌女今日にいたるまでその
哀歌の
中にヨシアの
事を
述󠄃べイスラエルの
中に
之を
例となせりその
詞は
哀歌の
中に
書さる
〔エレミヤ記9章17節〕17 萬軍のヱホバかくいひたまふ
汝らよく
考へ
哭婦󠄃をよびきたれ
又󠄂人を
遣󠄃して
智き
婦󠄃をまねけよ~
(21) そは
死のぼりてわれらの
窓よりいり
我らの
殿舍に
入り
外にある
諸子を
絕し
街にある
壯年を
殺さんとすればなり 〔エレミヤ記9章21節〕
ダビデ命じてこれをユダの族にをしへしむ即ち弓の歌是なり是はヤシル書に記さる
(Also he bade them teach the children of Judah the use of the bow: behold, it is written in the book of Jasher.)
Jasher
無し
bow
〔サムエル前書20章36節〕36 童にいひけるは
走りて
我はなつ
矢をたづねよと
童子はしる
時ヨナタン
矢を
彼のさきに
發てり
teach
〔創世記49章8節〕8 ユダよ
汝は
兄弟の
讚る
者なり
汝の
手はなんぢの
敵の
頸を
抑へんなんぢの
父󠄃の
子等なんぢの
前󠄃に
鞠ん
〔申命記4章10節〕10 汝がホレブにおいて
汝の
神ヱホバの
前󠄃に
立る
日にヱホバわれに
言たまひけらく
我ために
民を
集めよ
我これに
吾言を
聽しめ
之をしてその
世に
存らふる
日の
間我を
畏るゝことを
學ばせまたその
子女を
敎ふることを
爲しめんとすと
the book
〔ヨシュア記10章13節〕13 民その
敵を
擊やぶるまで
日は
止まり
月はやすらひぬ
是はヤシヤルの
書に
記さるゝにあらずや
即ち
日空󠄃の
中にやすらひて
急󠄃ぎ
沒ざりしこと
凡そ一
日なりき
イスラエルよ汝の榮耀は汝の崇邱に殺さる嗚呼勇士は仆れたるかな
The beauty of Israel is slain upon thy high places: how are the mighty fallen!
beauty
〔申命記4章7節〕7 われらの
神ヱホバは
我らがこれに
龥もとむるに
常に
我らに
近󠄃く
在すなり
何の
國人か
斯のごとく
大にして
神これに
近󠄃く
在すぞ
〔申命記4章8節〕8 また
何の
國人か
斯のごとく
大にして
今日我が
汝らの
前󠄃に
立るこの
一切の
律法の
如き
正しき
法度と
律法とを
有るぞ
〔サムエル前書31章8節〕8 明日ペリシテ
人戰沒せる
者を
剝んとてきたりサウルと
其三人の
子のギルボア
山にたふれをるを
見たり
〔サムエル後書1章23節〕23 サウルとヨナタンは
愛らしく
樂げにして
生死ともに
離れず
二人は
鷲よりも
捷く
獅子よりも
强かりき
〔イザヤ書4章2節〕2 その
日ヱホバの
枝はさかえて
輝かん
地よりなりいづるものの
實はすぐれ
並うるはしくして
逃󠄄れのこれるイスラエルの
益となるべし
〔イザヤ書53章2節〕2 かれは
主のまへに
芽えのごとく
燥きたる
土よりいづる
樹株のごとくそだちたり われらが
見るべきうるはしき
容なく うつくしき
貌はなく われらがしたふべき
艶色なし
〔エレミヤ哀歌2章1節〕1 ああヱホバ
震怒をおこし
黑雲をもてシオンの
女を
蔽ひたまひ イスラエルの
榮光を
天より
地におとし その
震怒の
日に
己の
足凳を
心にとめたまはざりき
〔ゼカリヤ書11章7節〕7 我すなはち
其宰らるべき
羊を
牧り
是は
最も
憫然なる
羊なり
我みづから
二本の
杖を
取り
一を
恩と
名け
一を
結と
名けてその
羊を
牧り
〔ゼカリヤ書11章10節〕10 我恩といふ
杖を
取て
之を
折れり
是諸の
民に
立し
我契󠄅約を
廢せんとてなりき
how are
〔サムエル後書1章25節〕25 嗚呼勇士は
戰の
中に
仆たるかなヨナタン
汝の
崇邱に
殺されぬ
此事をガテに吿るなかれアシケロンの邑に傳るなかれ恐くはペリシテ人の女等喜ばん恐くは割󠄅禮を受ざる者の女等樂み祝はん
Tell it not in Gath, publish it not in the streets of Askelon; lest the daughters of the Philistines rejoice, lest the daughters of the uncircumcised triumph.
Philistines
〔出エジプト記15章20節〕20 時にアロンの
姉なる
預言者ミリアム
鼗を
手にとるに
婦󠄃等みな
彼にしたがひて
出で
鼗をとり
且踴る
〔出エジプト記15章21節〕21 ミリアムすなはち
彼等に
和へて
言ふ
汝等ヱホバを
歌ひ
頌よ
彼は
高らかに
高くいますなり
彼は
馬とその
乘者を
海に
擲ちたまへりと
〔士師記11章34節〕34 かくてヱフタ、ミヅパに
來りておのが
家にいたるに
其女鼓を
執り
舞ひ
踴りて
之を
出で
迎󠄃ふ
是彼が
獨子にて
其のほかには
男子もなくまた
女子も
有ざりき
〔サムエル前書18章6節〕6 衆人かへりきたれる
時すなはちダビデ、ペリシテ
人をころして
還󠄃れる
時婦󠄃女イスラエルの
邑々よりいできたり
鼗と
祝歌と
磬をもちて
歌ひまひつつサウル
王を
迎󠄃ふ
〔エゼキエル書16章27節〕27 我手を
汝の
上にのべて
汝のたまはる
分󠄃を
減し
彼の
汝を
惡み
汝の
淫なる
行爲を
羞るところのペリシテ
人の
女等の
心に
汝をまかせたり
〔エゼキエル書16章57節〕57 汝の
惡の
露れし
時まで
即ちスリアの
女子等と
凡て
汝の
周󠄃圍の
者ペリシテ
人の
女等が
四方より
汝を
嬲りて
辱しめし
時まで
汝は
是のごとくなりき
Tell
〔申命記32章26節〕26 我は
曰ふ
我彼等を
吹掃ひ
彼らの
事をして
世の
中に
記憶らるること
無らしめんと
〔申命記32章27節〕27 然れども
我は
敵人の
怒を
恐る
即ち
敵人どれを
見あやまりて
言ん
我らの
手能くこれを
爲り
是はすべてヱホバの
爲るにあらずと
〔士師記14章19節〕19 茲にヱホバの
靈サムソンに
臨みしかばサムソン、アシケロンに
下りてかしこの
者三十
人を
殺しその
物を
奪ひ
彼の
隱語を
解し
者等にその
衣服󠄃を
與へはげしく
怒りて
其父󠄃の
家にかへり
上れり
〔士師記16章23節〕23 茲にペリシテ
人の
群伯共にあつまりてその
神ダゴンに
大なる
祭物をささげて
祝をなさんとしすなはち
言ふわれらの
神はわれらの
敵サムソンをわれらの
手に
付したりと
〔士師記16章24節〕24 民サムソンを
見ておのれの
神をほめたたへて
言ふわれらの
神はわれらの
敵たる
者われらの
地を
荒せしものわれらを
數多殺せしものをわれらの
手に
付したりと
〔サムエル前書31章9節〕9 彼等すなはちサウルの
首を
斬り
其鎧甲をはぎとりペリシテ
人の
地の
四方につかはして
此好報を
其偶像の
家および
民の
中につげしむ
〔ミカ書1章10節〕10 ガテに
傳ふるなかれ
泣さけぶ
勿れ ベテレアフラにて
我塵の
中に
輾びたり
uncircumcised
〔サムエル前書17章26節〕26 ダビデ
其傍にたてる
人々にかたりていひけるは
此ペリシテ
人をころしイスラエルの
耻辱を
雪󠄃ぐ
人には
如何なることをなすや
此割󠄅禮なきペリシテ
人は
誰なればか
活る
神の
軍を
搦む
〔サムエル前書17章36節〕36 僕は
旣に
獅子と
熊とを
殺せり
此割󠄅禮なきペリシテ
人活る
神の
軍をいどみたれば
亦かの
獸の
一のごとくなるべし
〔サムエル前書31章4節〕4 サウル
武器を
執る
者にいひけるは
爾の
劍を
拔き
其をもて
我を
刺とほせ
恐らくは
是等の
割󠄅禮なき
者きたりて
我を
刺し
我をはづかしめんと
然ども
武器をとるもの
痛くおそれて
肯ぜざればサウル
劍をとりて
其上に
伏したり
〔サムエル前書31章9節〕9 彼等すなはちサウルの
首を
斬り
其鎧甲をはぎとりペリシテ
人の
地の
四方につかはして
此好報を
其偶像の
家および
民の
中につげしむ
ギルボアの山よ願は汝の上に雨露降ることあらざれ亦供物の田園もあらざれ其は彼處に勇士の干棄らるればなり即ちサウルの干膏を沃がずして彼處に棄らる
Ye mountains of Gilboa, let there be no dew, neither let there be rain, upon you, nor fields of offerings: for there the shield of the mighty is vilely cast away, the shield of Saul, as though he had not been anointed with oil.
anointed
〔サムエル前書10章1節〕1 サムエルすなはち
膏の
瓶をとりてサウルの
頭に
沃ぎ
口接して
曰けるはヱホバ
汝をたてて
其產業の
長となしたまふにあらずや
〔イザヤ書21章5節〕5 彼らは
席をまうけ
筵をしきてくひのみす もろもろの
君よたちて
盾にあぶらぬれ
mountains
〔サムエル前書31章1節〕1 ペリシテ
人イスラエルと
戰ふイスラエルの
人々ペリシテ
人のまへより
逃󠄄げ
負󠄅傷者ギルボア
山に
斃れたり
〔歴代志略上10章1節〕1 茲にペリシテ
人イスラエルと
戰ひけるがイスラエルの
人々はペリシテ
人の
前󠄃より
逃󠄄げギルボア
山に
殺されて
倒れたり
〔歴代志略上10章8節〕8 明る
日ペリシテ
人殺されたる
者を
剝んとて
來りサウルとその
子等のギルボア
山にたふれをるを
見
no dew
〔士師記5章23節〕23 ヱホバの
使いひけるはメロズを
詛ふべし
汝ら
重ね
重ねその
民を
詛ふべきなり
彼等來りてヱホバを
助けずヱホバを
助けて
猛者を
攻めざればなり
〔ヨブ記3章3節〕3 我が
生れし
日亡びうせよ
男子胎にやどれりと
言し
夜も
亦然あれ~
(10) 是は
我母の
胎の
戶を
闔ずまた
我目に
憂を
見ること
無らしめざりしによる 〔ヨブ記3章10節〕
〔イザヤ書5章6節〕6 我これを
荒してふたゝび
剪ことをせず
耕すことをせず
棘と
荊とをはえいでしめん また
雲に
命せてそのうへに
雨ふることなからしめん
〔エレミヤ記20章14節〕14 ああ
我生れし
日は
詛はれよ
我母のわれを
生し
日は
祝せられざれ~
(16) 其人はヱホバの
憫まずして
滅したまひし
邑のごとくなれよ
彼をして
朝󠄃に
號呼をきかしめ
午間に
鬨聲をきかしめよ 〔エレミヤ記20章16節〕
not
無し
offerings
〔ヨエル書1章9節〕9 素祭灌祭ともにヱホバの
家に
絕えヱホバに
事ふる
祭司等哀傷をなす
〔ヨエル書2章14節〕14 誰か
彼のあるひは
立歸り
悔て
祝福をその
後にとめのこし
汝らをして
素祭と
灌祭とをなんぢらの
神ヱホバにささげしめたまはじと
知んや
殺せし者の血をのまずしてヨナタンの弓は退󠄃かず勇士の脂を食󠄃ずしてサウルの劍は空󠄃く歸らず
From the blood of the slain, from the fat of the mighty, the bow of Jonathan turned not back, and the sword of Saul returned not empty.
the bow
〔サムエル前書14章6節〕6 ヨナタン
武器を
執る
少者にいふいざ
我ら
此割󠄅禮なき
者どもの
先陣にわたらんヱホバ
我らのためにはたらきたまことあらん
多くの
人をもて
救ふも
少き
人をもてすくふもヱホバにおいては
妨げなし~
(14) ヨナタンと
其武器を
取るもの
手はじめに
殺せし
者およそ二十
人此事田畑半󠄃段の
內になれり 〔サムエル前書14章14節〕
〔サムエル前書18章4節〕4 ヨナタンおのれの
衣たる
明衣を
脱てダビデにあたふ
其戎衣および
其刀も
弓も
帶もまたしかせり
〔イザヤ書34章6節〕6 ヱホバの
劍は
血にてみち
脂にてこえ
小羊と
山羊との
血 牡羊の
腎のあぶらにて
肥ゆ ヱホバはボズラにて
牲のけものをころしエドムの
地にて
大にほふることをなし
給へり
〔イザヤ書34章7節〕7 その
屠場には
野牛 こうし
牡牛もともに
下る そのくには
血にてうるほされ その
塵はあぶらにて
肥さるべし
サウルとヨナタンは愛らしく樂げにして生死ともに離れず二人は鷲よりも捷く獅子よりも强かりき
Saul and Jonathan were lovely and pleasant in their lives, and in their death they were not divided: they were swifter than eagles, they were stronger than lions.
pleasant
〔サムエル前書18章1節〕1 ダビデ、サウルにかたることを
終󠄃しときヨナタンの
心ダビデの
心にむすびつきてヨナタンおのれの
命のごとくダビデを
愛せり
〔サムエル前書20章2節〕2 ヨナタンかれにいひけるは
汝決て
殺さるることあらじ
視よわが
父󠄃は
事の
大なるも
小なるも
我につげずしてなすことなしわが
父󠄃なんぞこの
事を
我にかくさんやこの
事しからず
stronger
〔士師記14章18節〕18 是において
第七日に
及びて
日の
沒るまへに
邑の
人々サムソンにいひけるは
何ものか
蜜よりあまからん
何ものか
獅子より
强からんとサムソン
之にいひけるは
汝らわが
牝犢をもて
耕さざりしならばわが
隱語を
解得ざるなりと
〔サムエル後書23章20節〕20 ヱホヤダの
子カブジエルのベナヤは
勇氣あり
多くの
功績ありし
者なり
彼モアブの
人の
獅子の
如きもの
二人を
擊殺せり
彼は
亦雪󠄃の
時に
下りて
穴󠄄の
中にて
獅子を
擊殺せり
〔箴言30章30節〕30 獸の
中にて
最も
强くもろもろのものの
前󠄃より
退󠄃かざる
獅子
swifter
〔申命記28章49節〕49 即ちヱホバ
遠󠄄方より
地の
極所󠄃より
一の
民を
鵰の
飛がごとくに
汝に
攻きたらしめたまはん
是は
汝がその
言語を
知ざる
民
〔サムエル後書2章18節〕18 其處にゼルヤの三
人の
子ヨアブ、アビシヤイ、アサヘル
居たりしがアサヘルは
疾足なること
野にをる
麆のごとくなりき
〔歴代志略上12章8節〕8 ガド
人の
中より
曠野の
砦に
脱きたりてダビデに
歸せし
者あり
是みな
大勇士にして
善戰かふ
軍人能く
楯と
戈とをつかふ
者にてその
面は
獅子の
面のごとくその
捷きことは
山にをる
鹿のごとくなりき
〔ヨブ記9章26節〕26 其はしること
葦舟のごとく
物を
攫まんとて
飛かける
鷲のごとし
〔エレミヤ記4章13節〕13 みよ
彼は
雲のごとく
上りきたらん
其車は
颶風のごとくにしてその
馬は
鷹よりも
疾し
嗚呼われらは
禍なるかな
我儕滅さるべし
〔エレミヤ哀歌4章19節〕19 我らを
追󠄃ふものは
天空󠄃ゆく
鷲よりも
迅󠄄し
山にて
我らを
追󠄃ひ
野に
伏てわれらを
伺ふ
they were
〔サムエル前書31章1節〕1 ペリシテ
人イスラエルと
戰ふイスラエルの
人々ペリシテ
人のまへより
逃󠄄げ
負󠄅傷者ギルボア
山に
斃れたり~
(5) 武器を
執るものサウルの
死たるを
見ておのれも
劍の
上にふしてかれとともに
死り 〔サムエル前書31章5節〕
イスラエルの女等よサウルのために哀けサウルは絳き衣をもて汝等を華麗に粧ひ金の飾󠄃を汝等の衣に着たり
Ye daughters of Israel, weep over Saul, who clothed you in scarlet, with other delights, who put on ornaments of gold upon your apparel.
(Whole verse)
〔士師記5章30節〕30 かれら
獲ものしてこれを
分󠄃たざらんや
人ごとに
一人二人の
女子を
獲んシセラの
獲るものは
彩る
衣ならんその
獲る
者は
彩る
衣にして
文繍を
施せる
者ならん
即ち
彩りて
兩面に
文繍をほどこせる
衣をえてその
頸にまとはんと
〔詩篇68章12節〕12 もろもろの
軍旅の
王たちはにげさる
逃󠄄去りたれば
家なる
婦󠄃女はその
掠物をわかつ
〔箴言31章21節〕21 彼は
家人の
爲に
雪󠄃をおそれず
蓋その
家人みな
蕃紅の
衣をきればなり
〔イザヤ書3章16節〕16 ヱホバまた
言給はくシオンの
女輩はおごり
項をのばしてあるき
眼にて
媚をおくり
徐々としてあゆみゆくその
足にはりんりんと
音󠄃あり~
(26) その
門はなげきかなしみ シオンは
荒廢れて
地にすわらん 〔イザヤ書3章26節〕
〔エレミヤ記2章32節〕32 それ
處女はその
飾󠄃物を
忘れんや
新婦󠄃はその
帶をわすれんや
然ど
我民の
我を
忘れたる
日は
數へがたし
〔テモテ前書2章9節〕9 また
女は
恥を
知り、
愼みて
宜しきに
合ふ
衣にて
己を
飾󠄃り、
編みたる
頭髮と
金と
眞珠と
價貴き
衣とを
飾󠄃とせず、
〔テモテ前書2章10節〕10 善き
業をもて
飾󠄃とせんことを。これ
神を
敬はんと
公言する
女に
適󠄄へる
事なり。
〔ペテロ前書3章3節〕3 汝らは
髮を
辮み、
金をかけ、
衣服󠄃を
裝ふごとき
表面のものを
飾󠄃とせず、~
(5) むかし
神に
望󠄇を
置きたる
潔󠄄き
女等も、
斯の
如くその
夫に
服󠄃ひて
己を
飾󠄃りたり。 〔ペテロ前書3章5節〕
嗚呼勇士は戰の中に仆たるかなヨナタン汝の崇邱に殺されぬ
How are the mighty fallen in the midst of the battle! O Jonathan, thou was slain in thine high places.
How
〔サムエル後書1章19節〕19 イスラエルよ
汝の
榮耀は
汝の
崇邱に
殺さる
嗚呼勇士は
仆れたるかな
thou was
〔士師記5章18節〕18 ゼブルンは
生命を
捐て
死を
冐せる
民なり
野の
高きところに
居るナフタリまた
是の
如し
〔サムエル前書14章13節〕13 ヨナタン
攀のぼり
其武器を
執るもの
之にしたがふペリシテ
人ヨナタンのまへに
仆る
武器をとる
者も
後にしたがひて
之をころす~
(15) しかして
野にある
陣のものおよび
凡ての
民の
中に
戰慄おこり
先陣の
人および
劫掠人もまたおののき
地ふるひ
動けり
是は
神よりの
戰慄なりき
〔サムエル前書14章15節〕
thou wast
〔士師記5章18節〕18 ゼブルンは
生命を
捐て
死を
冐せる
民なり
野の
高きところに
居るナフタリまた
是の
如し
〔サムエル前書14章13節〕13 ヨナタン
攀のぼり
其武器を
執るもの
之にしたがふペリシテ
人ヨナタンのまへに
仆る
武器をとる
者も
後にしたがひて
之をころす~
(15) しかして
野にある
陣のものおよび
凡ての
民の
中に
戰慄おこり
先陣の
人および
劫掠人もまたおののき
地ふるひ
動けり
是は
神よりの
戰慄なりき
〔サムエル前書14章15節〕
兄弟ヨナタンよ我汝のために悲慟む汝は大に我に樂き者なりき汝の我をいつくしめる愛は尋󠄃常ならず婦󠄃の愛にも勝󠄃りたり
I am distressed for thee, my brother Jonathan: very pleasant hast thou been unto me: thy love to me was wonderful, passing the love of women.
thy love
〔サムエル前書18章1節〕1 ダビデ、サウルにかたることを
終󠄃しときヨナタンの
心ダビデの
心にむすびつきてヨナタンおのれの
命のごとくダビデを
愛せり~
(4) ヨナタンおのれの
衣たる
明衣を
脱てダビデにあたふ
其戎衣および
其刀も
弓も
帶もまたしかせり 〔サムエル前書18章4節〕
〔サムエル前書19章2節〕2 されどサウルの
子ヨナタン
深くダビデを
愛せしかばヨナタン、ダビデにつげていひけるはわが
父󠄃サウル
汝をころさんことを
求むこのゆゑに
今ねがはくは
汝翌󠄃朝󠄃謹恪で
潜みをりて
身を
隱せ
〔サムエル前書20章17節〕17 しかしてヨナタンふたゝびダビデに
誓はしむかれを
愛すればなり
即ちおのれの
生命を
愛するごとく
彼を
愛せり
〔サムエル前書20章41節〕41 童子すなはち
徃けり
時にダビデ
石の
傍より
立ちあがり
地にふして三たび
拜せりしかしてふたり
互に
接吻してたがひに
哭くダビデ
殊にはなはだし
嗚呼勇士は仆たるかな戰の具󠄄は失たるかな
How are the mighty fallen, and the weapons of war perished!
How are
〔サムエル後書1章19節〕19 イスラエルよ
汝の
榮耀は
汝の
崇邱に
殺さる
嗚呼勇士は
仆れたるかな
〔サムエル後書1章25節〕25 嗚呼勇士は
戰の
中に
仆たるかなヨナタン
汝の
崇邱に
殺されぬ
weapons
〔列王紀略下2章12節〕12 エリシヤ
見てわが
父󠄃わが
父󠄃イスラエルの
兵車よその
騎兵よと
叫びしが
再びかれを
見ざりき
是においてエリシヤその
衣をとらへて
之を
二片に
裂き
〔列王紀略下13章14節〕14 茲にエリシヤ
死病にかかりて
疾をりしかばイスラエルの
王ヨアシ
彼の
許にくだり
來てその
面の
上に
淚をこぼし
吾父󠄃吾父󠄃イスラエルの
兵車よその
騎兵よと
言り
〔詩篇46章9節〕9 ヱホバは
地のはてまでも
戰鬪をやめしめ
弓ををり
戈をたち
戰車を
火にてやきたまふ
〔エゼキエル書39章9節〕9 茲にイスラエルの
邑々に
住󠄃る
者出きたり
甲冑 大楯 小楯 弓 矢 手鎗 手矛および
槍を
燃し
焚き
之をもて七
年のあひだ
火を
燃さん
〔エゼキエル書39章10節〕10 彼ら
野より
木をとりきたること
無く
林より
木をきりとらずして
甲冑をもて
火を
燃しまた
己を
掠めし
者をかすめ
己の
物を
奪ひし
者の
物を
奪はん
主ヱホバこれを
言ふ